子供の頃よく早口言葉で遊びませんでしたか?「生麦生米生卵」「 東京特許許可局 」などなど・・・。
英語にも早口言葉があり、「Tongue twisters(タン・ツイスターズ)」といいます。
実は、英語の早口言葉って意外と発音の練習になるんです!舌をストレッチするようなイメージです。何度も繰り返しやっているうちに英語の発音の時の舌の使い方とか口の動かし方を記憶していくんです。
そこで今日は、発音練習にもってこいの英語の早口言葉をいくつかご紹介したいと思います!音声付きで紹介していますので、是非楽しく英語学習してみてくださいね!
Contents
- 英語の発音練習におすすめの早口言葉
- 01. Eight apes ate eight apples. 難易度:★☆☆☆☆
- 02. I saw a kitten eating a chicken in the kitchen. 難易度:★★☆☆☆
- 03. Peter Piper picked a peck of pickled peppers. 難易度:★★★☆☆
- 04. She sells sea shells by the sea shore. 難易度:★★★★☆
- 05. How much wood could a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood? As much wood as a woodchuck could chuck if a woodchuck could chuck wood. 難易度:★★★★★
- まずは口を動かそう!
英語の発音練習におすすめの早口言葉
それではさっそくいきましょう!
01. Eight apes ate eight apples. 難易度:★☆☆☆☆
発音:エイト・エイプス・エイト・エイト・アップルズ
意味:8匹のサルが8個のりんごを食べた
まずは難易度の易しいものからご紹介!
エイトが何回も出てきますが、それぞれのエイトの意味を考えながら読めば大丈夫!通して発音できると、なんか英語がうまくなった気がしませんか?(笑)
02. I saw a kitten eating a chicken in the kitchen. 難易度:★★☆☆☆
発音:アイ・ソウ・ア・キトン・イーティング・ア・チキン・イン・ザ・キッチン
意味:わたしは台所で子猫がチキンを食べているところを見た
少し文章が長くなったけどまだ易しいレベル。
文章の意味を考えながら読むとつっかえずに読めると思います。英語がある程度できる方にとってはまだまだ余裕のレベルだと思います。
03. Peter Piper picked a peck of pickled peppers. 難易度:★★★☆☆
発音:ピーター・パイパー・ピックト・ア・ペック・オブ・ピックルド・ペッパーズ
意味:ピーター・パイパーはたくさんの唐辛子の漬物を拾った
この辺が標準レベルだと思います。
最初は途中で「あれ、なんだったっけ?」ってなっちゃうかもしれませんが、何回か繰り返していると意外と簡単にできるようになってくると思いますよ。
このぐらいのレベルが一番いい練習になりそうですね。
04. She sells sea shells by the sea shore. 難易度:★★★★☆
発音:シー・セルズ・スィー・シェルズ・バイ・ザ・スィー・ショア
意味:彼女は海岸で貝殻を売っている
これは少し難しいです!
これはネイティブの間でも有名な英語の早口言葉の定番で、日本人の苦手な「シー」の発音の練習にもってこいなのでトライしてみてください!
“She”と”Sea”は同じ「シー」でも発音が完全に違います。日本人が静かにという時の「シー」が”She”の発音で、”Sea”の方は「スィー」です。”Sea”の音声をよく聞いてみましょう!
05. How much wood could a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood? As much wood as a woodchuck could chuck if a woodchuck could chuck wood. 難易度:★★★★★
発音:ハウ・マッチ・ウッド・クッド・ア・ウッドチャック・チャック・イフ・ア・ウッドチャック・クッド・チャック・ウッド アズ・マッチ・ウッド・アズ・ア・ウッドチャック・クッド・チャック・イフ・ア・ウッドチャック・クッド・チャック・ウッド
意味:もしウッドチャックが木を投げることができるなら、ウッドチャックはどのぐらいの木を投げることができますか?もしウッドチャックが木を投げることができるのだとすれば、ウッドチャックが投げられるだけの木を投げることができます。
もはやただの意味不明な言葉なのでは?というレベルですが、一応早口言葉だということでご紹介!
ある程度、英文を分解できる方でないとこの文章は意味不明だと思います。文章が分解できてどこに区切りがあるかがわかれば、一応文章になっているということがわかるはずです!
ちなみに、ウッドチャックというのはビーバーみたいな小動物のことです。いっそのことビーバーでもいいのですが、厳密にはビーバーではないようです。
まずは口を動かそう!
英語の発音上達には、とにかく口をたくさん動かすということが大切です!
英語を話すことでしか鍛えられない舌の筋肉や口の形、発声方法というものがあって、普段使い慣れていないと頭で理解していてもなかなか急に発音するのは難しいことが多いんです。
でも、一度体がそれを記憶してしまえば、後からでも比較的簡単に呼び戻すことができます。
英語の早口言葉を何度も繰り返し口に出して練習することはとてもいいトレーニングになるので、是非普段からちょっとした時に口ずさんだりしてみたらいい練習になると思います!
机上の勉強だけでなく、こうして口に出す勉強も意識して英語学習に役立ててくださいね。
それに、こういうことを少し知っておくだけで、誰かと英語の話をするときのネタのひとつにもなりますよ!
それでは、楽しい英語ライフを!