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読書習慣をつける5つのヒント|本を読まなかった僕の体験談

ソファに座り左手にコーヒーを持ちながら本を読んでいる男性

本を読むことの大切さはなんとなくわかっていても、実際に読書を習慣化することはなかなか難しいものです。読書を習慣にしたいけどなかなかうまくいかなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、わたしも25歳ごろまではほとんど本を読まない人間でした。けど、ほんのちょっとしたきっかけで読書習慣を作ることができたので、今回は、そんなわたしの体験談をお話をしようと思います。

読書を習慣にしたいと思っているけどなかなか続かないと感じている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!

読書習慣をつける5つのヒント

その1 読書のメリットを知る

まずはじめに、ちょっと身も蓋もない言い方ですが、あなたは本当に本を読みたいと思っていますか。私の感覚では、『読書は無意味で時間の無駄』と考えている人は少なくて、ほとんどの人が『読書は良いこと』という認識を持っていると思います。

でも、本当に心の底からそう思えているでしょうか。

みんな、なんとなく読書は良いことという認識は持っているけど、実際に読書をめんどくさがっているということは、本人の中での読書の優先順位は低いということです。

読書に楽しさや意味を見出せていなければ、ただただ活字を読み続けるという作業はやっぱり面白くないと思います。動画を見たりする方が絶対楽だし楽しいです。映像や動きや音があり五感を刺激してくれますから。

ですから、読書が続かないのは当たり前のことなんです。読書が好きな人は、そこに楽しさや意味を見出しているからこそなのです。 過去の自分を振り返ると、私自身もそうでした。なんとなく読書はいいものという認識はあっても、積極的に読書に時間を割こうと思うほどではありませんでした。

小説という活字が作り出す世界観に魅了される人もいるでしょうし、ビジネス書を読んで経済のトレンドを掴むことにメリットを感じている人もいるでしょう。教養書が好きな向上心のある人もいます。

読書をする理由は人それぞれですが、私が感じる最大のメリットは、先人たちの知識や思想に1000円程度で自由に触れられるという素晴らしさです。

その素晴らしさに気づいてから、私は自然と積極的に読書をするようになりました。

その2 小さくじはじめる

慣れないことをすると疲れるものです。変に気張らず、小さく始めましょう。

『1日何ページ読む』とか、『1日何時間読む』みたいな目標は立てなくていいです。そういう目標を立ててしまうと、その目標を達成すること自体が目的になってしまい、本来の読書のあるべき姿からますます離れていってしまう恐れがあります。

読書をすることは何も特別なことではないので、変に高い目標を立てて自分を縛るのは止めた方がよいです。そんなに気を張る必要はありません。

面白い本に出合ったらどんどんページが進みますし、そうでもない時はスローになったりします。それは誰もが一緒です。

その3 決まった読書の時間と場所をつくる

先程お伝えしたように、変に高い目標を立てるなどしてしまうと逆に自分を縛ってしまうのでよくないのですが、とはいえ環境を整備することは大切です。

週に一回でもいいので、決まった読書の時間と場所を設けましょう。ポイントは、その場が快適であること。個人的には、カフェなど自宅以外をおすすめしますが、自宅にとても落ち着ける快適な場所があるならそこでも構わないと思います!

そして、時間帯は朝一が断然おすすめです!夜にしてしまうと、残業や飲み会などで家に帰ってくるのが遅くなったり、ヘトヘトに疲れ切ってしまっていたり、日によってコンディションにむらが出るので習慣化しにくいです。朝一なら、そんなことはありません。

私は、毎週土曜日の朝8:00から10:00に自宅近くにあるスタバに行くという生活をかれこれ3年ぐらい続けています。もちろん、行けない日もありますが。そして、その時間を読書の時間にあてています。スタバがいいわけではないですが、私が行っているスタバは雰囲気がよくて、その上その時間帯がガラガラなのでめちゃくちゃ心地いいんです。

みなさんも朝一で快適な環境を見つけてみてください!

その4 無理して理解しようとしない

本を読んでいると、自分が何を読んでいるのかわからなくなることがあります。特に内容が難しめの本だと集中力が切れやすいです。

でも、そんな時に無理に理解しようとしなくて大丈夫です。いろいろな本があります。難しい本、楽しくない本に無駄に時間をかける必要はありません。

そんなことに時間をかけるぐらいだったら、その間にもっとたくさんの本を読んで、早く楽しい一冊に出合えるほうがいいです。わたしも、よくわからないときはすごいスピードで流し読みをしています。

その5 お金を惜しまない

これは何をするにおいても大事なことだと思いますが、必要以上にケチケチしないということ。もったいないと思うかもしれませんが、ある程度のお金を使いましょう。

お金を払わないと何が起こるかというと、モチベーションが維持できないため継続が困難になります。お金を払っていないので、何も犠牲にしていない分、いつ辞めても損がないから心理的にはとても辞めやすくなります。

お金をかけず継続できればそれは素晴らしいと思いますが、難しいと思いますよ。 やはりある程度の身銭を払わないとやっていることに気持ちが入りません。 払ったお金の分は学んで取り返そう!という気持ちを作るのです。

無料で多くの対価を求めようとする行為は、虫のいい話に終わる可能性が高いです。

まずは読みたいと思った本を読んでみよう

『どの本を読めばいいのかわからない』という人がいますが、何でもいいです。本屋さんに行って目についた本を読めばOKです。小説でも歴史書でもビジネス書でもなんでもいいです。

それ以外に私が意識しているのは以下です。

  • 本の中で紹介されている本を読む
  • 面白かった本の著者で水平展開(同じ著者の他の本)
  • 人が勧めている本を読む
  • 話題の本を読む

特に『本の中で紹介されている本を読む』という手をよく使います。あと、人に紹介された本は必ず読みます。そんなことをしていると、数珠つなぎのように次々に読みたい本が繋がるのでおすすめですよ。

まとめ

以上です。最後にもう一度ふりかえってみます。

読書習慣を作る5つのヒント

  • 読書のメリットを知る
  • 小さくはじめる
  • 決まった読書の時間と場所を作る
  • 無理して理解しようとしない
  • お金を惜しまない

これらの考え方は何も読書に限った話ではなく、その他にもいろんな継続習慣を作る際に使えるのではないかと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね!