英語には、「日本語の訳が分かっていても意味の違いや使い分け方がよくわからない」というものがたくさんあります!
せっかく覚えた単語なのに、使えなければ意味がない!
ということで、今回は「between」と「among」の違いについて勉強していきましょう!
「between」と「among」の違い
事前に確認しておきますが、「between」も「among」も、日本語にすると「~の間に」という意味でしたね。
ではさっそくですが、両者の違いを確認してみましょう!
「between」と「among」の違いとしてよく言われるのが、「between」は2つのもの、「among」は3つ以上のものに対して使われる、という説明です。
でも、厳密には「between」は別に2つのものじゃなくても使えます。
ただ、イメージをする上ではあまり関係ないような気もします。
もう少しイメージを膨らませたいと思うので、以下のようにイメージしてみてください!
「between」は線のイメージで、「among」は空間のイメージ
さらにさらにイメージを膨らませるなら、
・「between」は一直線に整列したモノとモノの間に自分が挟まれている感じ。
・「among」は、人混みの中に自分が紛れ込んでいる感じ。
と覚えてみてください!
どうでしょうか、両者の違いについてイメージは掴めてきたでしょうか?
次に、「between」と「among」を使った例文ご紹介していきます。
「between」と「among」を使った例文
・between A and B
意味:AとBの間
・among 集合体
意味:集合体の中(間)
「between」を使った例文
例文1
Kyoto is between Tokyo and Fukuoka.
(京都は東京と福岡の間にあります。)
例文2
This is a secret only between you and I.
(これは僕と君だけの秘密だよ。)
例文3
That restaurant is closed between 2 pm and 6 pm.
(そのレストランは午後2時から6時の間は閉まっています。)
「among」を使った例文
例文1
The teacher is popular among the students.
(その先生は生徒たちの間で人気があります。)
例文2
The house stands among the trees.
(その家は木々に囲まれて建っています。)
例文3
He went through among the crowds.
(彼は人混みの中に消えていった。)
英語の理解を深めたい方へ
英語の中には、「between」と「among」のようにどちらも同じ日本語にしか訳すことができないから、どうやって使い分けたらいいかがわからないというものがたーくさんあります!!
このような厄介者を克服して英語をマスターするためには、『意味ではなくイメージで理解する』ということがとっても大切です。
イメージで理解することで、その言葉の本質をより理解しやすくなります。
意味だけで覚えていても、シチュエーション次第ではどっちの単語を使えばいいのかわからなくなってしまうことがありますが、本質を理解しておけば、そういったことも回避できる確率が上がるはずです!
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