英語で「~に気づく」と言いたい時、みなさんはどんな単語を思い浮かべますか?
わたしは、まず初めに「notice」を思い浮かべましたが、みなさんの中には「realize」や「recognize」を思い浮かべた方もいるかもしれませんね!
そこで今回は、「気づく」を表す英語である「notice」「realize」「recognize」という3つの前置詞の意味の違いと使い分け方について勉強していきましょう!
日本語にすると同じ「気づく」でも、場面によって使い方が違うので、この3つの言葉の意味の違いをしっかりとイメージして微妙なニュアンスの違いを理解できるように頑張りましょう!
Contents
「notice」と「realize」と「recognize」の違い
「notice」のイメージ
五感とは、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚のことです
つまり、実際にものを見たり、聞いたり、触ったり、味わったり、臭ったりすることで、何かに気付くときに使います。
一般的に「気づく」と言えば、このパターンになると思います。
「realize」のイメージ
「notice」が単純に五感で気づくことだったのに対して、「realize」は、自分の頭で考えることで気が付くイメージです。
このことから、他の人たちが気づいていないような何か重要な気づきを見つけたときに使うとよくマッチすると思います。
「find(見つける)」というニュアンスにも近いものがあると思います。
「ハッと気が付く」というようなニュアンスでも使えますし、対照的に「悟ったように気が付く」というようなニュアンスでも、気がついた内容によってテンションは使い分けられます。
「そうだったのか!!」「そうだったのか・・・」
どちらともrealizeです!
理解するという所がポイントで、頭で考えて気づくことから、noticeよりは複雑な気づきになりますね。
「recognize」のイメージ
3つの中では、recognizeが一番堅いニュアンスの「気づく」になります。
気づくというよりは、「認識する」と訳した方がニュアンスが近いです。
「知っていることを思い出す」という意味での気づきですね!
「notice」「realize」「recognize」を使った例文
noticeの例文
①I didn’t notice you were there!
(あなたがそこにいることに気がつかなかったよ!)
②Did you get a hair cut? Yes, thanks for noticing!
(髪切った?うん、気づいてくれてありがとう!)
③Do you think he will notice us?
(彼、私たちに気がつくと思う?)
realizeの例文
①I didn’t realize that till now.
(わたしは今までそのことに気がつかなかった)
②If this project is not realized, ~.
(もしこのプロジェクトが実現していなかったら、~だった)
誰もこの観点に気付いていなかったら、という意味
③We realized that there was nothing that we could do.
(わたしたちは、自分たちに何もできることがないということを悟った)
recognizeの例文
①At first, I didn’t recognize my mistake.
( 最初は自分の間違いだと気がつかなかった)
間違いを間違いだと認識できなかった、という意味
②I didn’t recognize you with that short hair!
(髪が短くてあなただとわからなかったよ!)
③Do you recognize this?
(これ、見覚えある?)
まとめ
いかがでしたか?
今回は、英語で「気づき」を表す3つの言葉「notice」「realize」「recognize」の意味の違いと使い分け方を勉強しました。
みなさんに参考になったと思っていただけたらこの上なく幸いです。
「こんな時はどれを使うの?」などの質問があれば、コメント欄やツイッター(nakajimanblog)で気軽に話しかけてくださいね。
最後に、今日の学びを振り返ってみましょう。
① 「notice」は、五感で気づくイメージ
② 「realize」は、頭を使って気づくイメージ
③ 「recognize」は、見覚えがあると気づく(認識する)イメージ
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