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【大学生必見】一人暮らしの生活費はいくら必要?毎月かかる固定費まとめてみた。

積み上げられたコイン

はじめての一人暮らし。期待に胸膨らませる一方、どれくらいの出費を想定しておけばよいのか不安に思う人もいると思います。自分の出費が一般的に多いのか少ないのか気になったりもしますよね。ここでは、主にこれから一人暮らしを始める大学生を想定して、一人暮らしにかかる生活費と節約のポイントについて紹介したいと思います。

一人暮らしにかかる費用(固定費)

一人暮らしにかかる費用について、固定費として考えられる項目をいくつかの種類に分類してひとつづつ紹介します。固定費というのは、その名の通り必ず発生する費用のことです。

家賃

家賃は、最もインパクトが大きい出費です。賃料の相場は住んでいる場所によって異なりますが、収入の1/3を目安にすると良いと言われています。

家賃には、部屋代そのものに加え、管理費(共益費)というものがあります。これは、施設の維持管理にかかる費用です。共用スペースの掃除とかエレベーターなどの設備の管理費用ですね。エレベーターって保守費用がとても高額なので、エレベーター付きの大きな物件なんかは比較的管理費用が高い傾向にあります。

管理費が高いということは、それだけ施設の維持に力を入れているということ。だから、共用場所を頻繁に掃除してくれたり、壊れたものを直してくれたりと建物を綺麗で良い状態に保ってくれるという見方もありますね。(必ずしもそうとは言い切れませんが)

一般的には、部屋代+管理費=家賃という認識で良いと思います。住人側からすれば支払先は同じですしね。あと、場合によっては角部屋代なんてものがかかってくる物件もありますね。たいてい1000円程度だと思います。

ここでは、計算のために、一般的な1K(ワンケー:洋室がひとつとキッチンがひとつの部屋。洋室とキッチンのあるエリアはドアで区切られています。最も一般的な間取りです。)での大学生の一人暮らしを想定し6万円と仮定しておきます。物件の相場はエリアによって幅が激しいので、自分のお住まいの地域の相場と照らし合わせて計算してみてくださいね。

食費

食費は家賃に次いでインパクトが大きな出費となるでしょう。そして、工夫と努力次第で最も節約の余地がある費用といえます。大学生って遊びに使うお金は絞りたくないから、だいたい食費を絞ることになると思います。外食ばかりしていれば当然食費はかさみますが、うまく自炊をとりこむことでぐんと下げることもできます。

しかし、一人暮らしの自炊って案外難しいんですよね。スーパーで売っている食材の単位って、基本的にはファミリーを想定しているので。使いきれずに賞味期限が切れてダメにしちゃうなんてことをきっとみんな経験してるはずです。もちろん、単身用のものもありますが、そういうものは割高にはなっちゃいます。

ここは人によってばらつきがでるところですが、3万円と仮定しましょう。一日1000円です。

水道光熱費

水道光熱費は、水道・電気・ガスの合計です。水道はさほど変動がないと思いますが、電気とガスは季節によって差が出ます。エアコンをつけたり、湯船にお湯をはったりするからです。ここでは、水道光熱費として1万円と仮定します。

通信費

これは、ネット代のことです。数十年前までは全く勘定する必要がなかった出費の種類だと思います。今の時代ではネット環境がないというのは考えられないですね。

スマホ代に加え、部屋に引っ張る固定回線が必要です。スマホはキャリアと契約していると8000円程度が相場ですが、格安SIMを活用すればぐんと安くなります。私は現在IIJ(アイアイジェー)と契約していますが、毎月2000円ですんでいます。使用している回線はドコモの回線なので、ドコモと契約しているのとなんら変わりないです。私のプランでは、容量は3ギガで電話代は高いですが、家には固定回線がきていてWifiがありますし、電話はLINEを使用するので問題ないです。IIJの他にも、楽天モバイルやYモバイル、UQモバイルなど各社ありますね。

ここでは、スマホ2000円、固定回線4000円で6000円とみておきます。

ヘアーカット代

髪の毛は誰でも伸びますので、年中ボウズの方を除くともはや固定費として計算しておいていいと思います。頻度はを1.5ヶ月に1回、1回のカットで平均6000円とすると毎月4000円の計算です。

ただし、これは最低限の費用。当然、パーマやカラーをすればぐんとあがります。あくまでもここでは必要最低限の費用を一旦はじきますね。まずは最低限かかる費用を抑えておいて、そこから浮いた分をどう使うかはあなた次第ですよ。

というわけで、毎月4000円みておきます。

一人暮らしにかかる費用(その他)

交際費

人付き合いのためにかかる費用のことです。大学生の場合、遊び代と考えてもらえればいいと思います。友人とカラオケにいったり食事したり、大学サークル活動や合コンにかかるお金など。あと、デート代とかですね。

娯楽費

交際費と似たようなものですが、交際費が人付き合いのためにかかる費用であるということに対して、自分の趣味のための出費を娯楽費として区別しました。大学生にとっては交際費と娯楽費はあえて区別する必要もないのかしれませんが。

ファッションが好きな人は、服代が一番大きいかもしれません。当然、遊びだけでなく本を買ったり何かの資格試験を受けるなど、学びやスキルアップのために使うお金もありますね。

まとめ

固定費として紹介した、家賃・食費・水道光熱費・通信費・ヘアーカット代の合計を最低限必要な出費と考えると、6万+3万+1万+6000円+4000円=11万円かかると考えられます。

その他で紹介した交際費や娯楽費など、遊びに割けるお金は固定費の合計である11万円を差し引いた分から使っていくことになります。

こうして固定費+その他という形に分類すると、遊びに使えるお金がどの程度あるのか、娯楽費を増やすためにどこを節約しようか、どのぐらいアルバイトをしようかなどのイメージがしやすくなったのではないでしょうか。それでは、大学生活を楽しんでください。