【PC編】グーグルアナリティクスで自分のアクセスを除外する方法【この方法が一番おすすめ】

今回は、グーグルアナリティクスで自分のアクセスを除外する方法をご紹介します。これは、グーグルアナリティクスを入れたなら必ず最初に行っておくべき設定です。

実際の設定画面の画像付きでわかりやすく解説していくので是非参考にしてみてください。

はじめに：グーグルアナリティクスとは

ほとんどの方には説明不要だと思いますが、以下に簡単に説明をします。不要な方は飛ばしてください。

グーグルアナリティクスとは、グーグルが提供している無料のアクセス解析ツールのことです。このツールを使えば、自分のサイトにアクセスした人の数や、どのようなメディアを経由してアクセスしたのかなど、サイトに関連する様々なデータを知ることができます。ブログやサイトを運営している方には必須のツールです。

Google Analytics：https://www.google.com/intl/ja_JP/analytics/

グーグルアナリティクスを入れたら必ず最初に「自分のアクセスを除外」する設定を行いましょう。そうしないと、正確な分析ができません。なぜなら、アクセスが少ない最初の頃はほとんどのアクセスは自分になってしまうからです。

グーグルアナリティクスで自分のアクセスを除外する設定方法

ここからが本編です。さっそく解説していきます。

一番おすすめの方法はIPアドレスで除外設定すること

自分のアクセスを除外する設定方法はいくつかありますが、一番シンプルで簡単で確実な方法は、IPアドレスを指定しておく方法です。これだけ覚えていればとりあえずは大丈夫です。

IPアドレスというのはインターネット上の住所のようなもので、ユーザーごとに固有のユニークな番号が割り振られています。自分のIPアドレスをグーグルアナリティクスに覚えさせておいて、このIPアドレスからのアクセスはカウントしないように命令しておけばOKです。

ただし、プロバイダーによっては可変IPアドレスというものを用いており、同じ場所からのアクセスでも定期的にIPアドレスが更新されてしまう場合があります。IPアドレスは一瞬で確認できるので、変更されていないかどうかたまにチェックしてみることをおすすめします。

IPアドレスの調べ方

IPアドレスを調べる方法はいくつかありますが、IPアドレスを教えてくれる便利なサイトがあるのでそれを利用するのが一番手早いです。以下は、株式会社シーマンさんが提供しているWebサイトで、自分のIPアドレスを教えてくれます。

あなたのIPアドレスを確認する↓↓↓
https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

では、実際にグーグルアナリティクスで設定していきましょう

順番に画像付きで手順を解説していきます。

①グーグルアナリティクスのホーム画面に入る

②画面左下の『管理』をクリック

③『フィルタ』をクリック

「アカウント」「プロパティ」「ビュー」という3つのボックスが出てくると思いますので、一番右にあるビューのボックス内にあるフィルタをクリックしてください。

④『フィルタを追加』をクリック

画像では「自宅アクセス除外」という名称のフィルタが既に設定されていますが、まだ何も設定していないならここには何もないはずです。これは私が設定しているものです。

⑤フィルタ情報を指定する

・まずはA欄にある3つのタブをプルダウンして「除外」「IPアドレスからのトラック」「等しい」を選択します。

・次にB欄に除外したいIPアドレスを入力します。（冒頭で調べたサイトからのコピペでOKです）

・最後にC欄に適当なフィルタ名を記入します。自分にとってわかりやすい名前ならなんでもいいです。わたしは「自宅アクセス除外」としています。

⑥『保存』する

フィルタ情報が記入出来たら、最後に保存して設定は完了です。

⑦除外できているかどうか確認する

設定が成功したかどうかは、アクティブユーザーの数を使って確認できます。アクティブユーザーとは、リアルタイムでサイトにアクセスしている人のことです。アクティブユーザー数はグーグルアナリティクスのホーム画面で確認することができます。

自分自身でサイトを閲覧している状態で、同時に別のタブでグーグルアナリティクスを開いてアクティブユーザー数を確認してみましょう。

アクティブユーザー数がゼロなら設定は成功しています。既にアクティブユーザーがいる場合は、サイトを閉じたり開いたりしてみて、その時に数字に変動があるかを確認すればOKです。

正しいアクセス解析のためにも必ず設定を

ブログやサイトを開設して最初のうちはアクセスがほとんどありません。自分のアクセスを除外していないと、どこまでが自分のアクセスなのかが分からなくなってしまいます。

ある程度のアクセスが集まるサイトにまで成長すれば、自分のアクセス数なんて考慮しなくても全体への影響はないでしょうが、最初のうちはインパクトが大きいので設定しておくことをおすすめします。

ちなみに、もし自宅のIPアドレスを除外するよう設定したとして、スマホをwifiで接続していた場合はスマホからのアクセスも除外してくれます。

ただし、出先でスマホからサイトにアクセスした場合、それはカウントされてしまいます。

↓↓↓
スマホ（iPhone）からのアクセスも除外する方法はこちら

以上になります。この記事がみなさんの参考となれば幸いです。