みなさんは、英語で自己紹介をした経験がありますか?
机上の勉強から離れ、「いよいよ英語を使うぞ!」という方にとって、英語の自己紹介はまさに実践フェイズの第一歩と言ってもいいかもしれませんね。
「日本語でも緊張するのに、英語で自己紹介なんて、無理・・・。」
そう思われるかもしれませんが、大丈夫!
自己紹介で言うことはある程度決まっているので、大まかな流れと特定のフレーズを知っておくだけで十分に英語の自己紹介ができるようになります。
今回は、初心者にも覚えやすい自己紹介のフレーズをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
英語の自己紹介の仕方
それでは、さっそく参りましょう。
ここでは、英語の自己紹介を、「最初の挨拶」「自分のこと」「最後の挨拶」という3つのパートにわけて、各パートで使えるフレーズや使う際のポイントを紹介していきます。
最初の挨拶
まずは挨拶から入るのが自己紹介の基本です。
ポイントは、「相手の目を見る」「笑顔」「握手」です。
日本では馴染みないですが、海外では挨拶のときには握手をするのが自然です。
相手から手を差し出してくることも多いと思うので、そんなときはこちらからも握手に応じましょう。
- “Hello/Hi.”
「こんにちは。」 - “Nice to meet you.”
「はじめまして」 - “I’m pleasure/glad/happy to meet you.
「お会いできてうれしいです。」
「お会いできてうれしいです。」の「うれしい」という気持ちを伝える形容詞はいろいろあります。
“pleasure/glad/happy”の順番で、フォーマル→カジュアルな言い方になります。
「使い分け方がわからない・・・」と思われたかもしれませんが、どれを使っても失礼にはなるほどの大差はないので深く考えなくても全然大丈夫ですよ。
自分のこと
自分のことを伝えるには、「名前」「出身地」「職業」「家族」「趣味」の5つを押さえておけば十分です。
名前
- “I’m Taro Yamada.”
「わたしはヤマダタロウです。」 - “My name is Taro Yamada.”
「わたしの名前はヤマダタロウです。」 - “Please call me Taro.”
「タロウと呼んでください。」
“My name is・・・.”という言い方は教科書英語なので実際の英会話では使わない、という意見もありますが、実際には特にフォーマルな場面ではよく使います。
“I’m・・・.”よりも礼儀正しい印象です。
日本人の名前は、外国人にとっては発音しにくかったり覚えられなかったりすることがあるので、省略形を教えてあげると親切です。
「ひろあき」なら「ひろ」、「としゆき」なら「とし」など、二文字にしてあげると相手にとってはとても発音しやすいです。
出身地
- “I’m from Kyoto.”
「わたしは京都出身です。」 - “I was born and raised in Kyoto.”
「わたしは京都生まれの京都育ちです。」 - “I came from Japan.”
「私は日本から来ました。」 - “I used to live in Canada.”
「むかしカナダに住んでいたことがあります。」
職業
職業について伝えるときは、単に学生か社会人かということだけでなく、専攻や職種について具体的に話してあげましょう。
「あなたは普段何をしている人なのか。」ということを伝えられるとOKです!
- “I’m a high school student.”
「わたしは高校生です。」 - “I’m a university student studying economics.
「わたしは大学で経済学を勉強しています。」 - “I work as a system engineer.”
「わたしはシステムエンジニアとして働いています。」 - “I work in the pharmaceutical industry.”
「わたしは製薬業界で働いています。」 - “I’m a housewife.”
「わたしは主婦です。」
家族
日本人に比べると、外国人は自分の家族についてとてもオープンです。
自己紹介の時に、結婚して何年だとか、子供が何人いて何をしているといったように、自分の家族のことを話す方もとてもい多いですね。
- “May wife and I have been married for 10 years.”
「妻と結婚して10年になります。」 - “We have two sons and one daughter.”
「わたしたちには息子が二人と娘が一人います。」 - “I have younger brother and older sister.”
「弟が一人と姉が一人います。」
犬や猫を飼っている場合は、家族紹介の時に彼らを加えてあげてもほっこりしていいですね。欧米では、ペットも大切な家族の一員という考えが非常に強いです。
趣味
自分の好きなことについて話すことで、相手に自分のことをよりよく知ってもらうことができます。共通の趣味が判明して、相手との距離がグッと縮まる可能性もありますね。
“I like・・・.”を使えば自分の好きなことを簡単に伝えることができますよ。
- “I like camping.”
「キャンプが好きです。」 - “I love traveling.”
「旅行が大好きです。」 - “I usually watch movies in my free time.”
「暇なときにはよく映画を観ます。」 - “I’m a big fan of basketball.”
「バスケットボールの大ファンです。」
最後の挨拶
最後には、簡単な言葉を一言添えてあげるだけで自然に会話を終えることができます。
最初の挨拶のときと同様に、去り際にも握手をしてお別れすることがよくあります。
- “Thank you.”
「ありがとございます。」 - “It was nice meeting you.”
「お会いできてよかったです。」 - “I was so glad to talking to you.”
「お話できてよかったです。」 - “Thank you for taking your time.”
「お時間をとっていただきありがとうございました。」
「お時間をとっていただきありがとうございました。」は、カジュアルなシーンで使うには堅苦しい言葉ですが、ビジネスシーンで目上の方と面談をした場合などにはよく使う表現なので覚えておくと何かと便利ですよ。
まずは英語で自己紹介をしてみよう!
いかがでしたか。
日本語でも緊張する自己紹介なので、英語でとなると、はじめのうちは緊張でうまく言葉がでてこないなんてこともあるかも知れません。
でも、あまり弱気にならないようにしましょう!多少の間違いがあっても相手は怒ったりなんかしませんよ。
それよりも、自己紹介は自分の事を相手に知ってもらういい機会だと思って、普段から自分のどんな部分を相手に知ってもらいたいのかを考えて、自己紹介の練習をしておくことをおすすめします。
簡単なものでも英語で自己紹介ができるようになると、海外の人との接点も増えると思うので学習の機会も増えるはずです!自己紹介を身につけてあなたの英語を1UPさせてくださいね!
この記事があなたの英語学習の一助となれば幸いです。